うり坊です。
昨年から1年に1度。その前は何年かで1度くらいの幽霊会員?です。
今回は、ちょっと前にあっ!休みが一緒だ!と気づいて急遽参加することにしました。
そんな風に急にフラッとでも参加できる懐の深さのある読書会です。
どんな意見も受け止めて広げてくださる雰囲気を、お姉さま、お兄さま方が作ってくださっているので気負わずに参加できますよ。
今回のテーマは「茨海小学校」でした。
主人公の私が野原を火山弾の標本を探しまわるうちに、きつねの小学校に行って授業を参観するお話です。
話題になった1つ。
きつねの生徒がいたずらをしてきつねの校長先生に「なぜやったのか?」と問われるシーンです。
生徒の「わからない」という言葉に校長も「わからないだろう。ほんとうはわからないものだ。」と叱責するのでも、説教するのでもなく、「わからない」ことを認識するのを重視した事に称賛の声でした。そこで、みなさんの意見が盛り上がりました。
もう1つは授業で。
「最高のうそは正直なり」「正直は最良の方便なり」という格言についてです。
この格言についての説明の言葉に主人公の頭がぐらぐらしたという事について、意見が盛んにされました。
他にも様々ありましたよ。時間が足りないくらいです。
余談ですが、この会の懐の深さに甘えて、私は毎度変な角度で意見をぶち込んでますが、今回もそんな私に「わかりたいのかな?」と問うてくださいました。それについて、あとで考えました。私は「わからないこと」が大好物です。わからないけれど好きだと感じることを反芻して楽しめます。が、「もやもやするわからないこと」はすっきりしません。この違いを上手く言葉に出来ないので、それができる頭脳を欲します(≧▽≦)
さて、ほんとうに気負わずに賢治童話を楽しむことができるので、ぜひぜひ新しい方もご参加お待ちしています。
って、幽霊会員の私がいう?(≧▽≦)