賢治童話はおもしろい!!!
「どこがそんなにおもしろいの?」との問いには、いくつかの例を挙げて答えています。その例の1つです。
「その時はちょうど一時半、オツベルは皮の寝台の上でひるねのさかりで、鳥の夢を見てゐたもんだ。」
この文の場面ですが、「鳥」を1羽と考えた子、2羽と考えた子(弟)がいます。どちらともとれます。前回はオツベルの死の予兆として表現しましたが、そうすると、鳥の群ということも考えられます。象たちは「まっ黒になって吠え出した。」のですから。何通りもの解釈ができるところが魅力です。
来春の発表には、長年聴覚を考える話し合いのリーダーとして尽力してくれたナナはじめ、都合がつきそうもないOGが3人、イベントが重なってしまった家族など、でかなりの少人数での発表になるかもしれません。夢に出てくる鳥を表現することはできないかも。それでも、気になったところ、感じたこと、思ったこと、考えたことが異なったところにはこだわっていこうと思います。2羽にもいろいろ意味が見つけられます。オツベルと白象とするとどんな動きや表情をしていたのでしょうね。
次号は<白象はなぜさびしく笑ったのか?>の予定です。
*年に1度の発表仲間からの絵も募集しています。
*お話を体に浸み込ませましょう!担当決め、表現作り始まっています。
<冬の始まりだね散歩>からの道徳談義?
散歩後、のどがかわいたのでみかんのおやつ。無農薬のみかん園でとれたもので、外見はあまりよろしくないが食べてみるととてもおいしい。
「見た目じゃないね。」「中味がだいじ!」
冬のはじめのこどもたちの会話です。
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