2016.12.25
ものがたり文化の会
村上パーティだより 596号
白象はなぜさびしく笑ったのか???(「オツベルと象」)
〇働くのが本当に楽しかったのに楽しい仕事場を失った悲しさ
〇自分の手紙のせいで自分が助かったのとひきかえにオツベルの命を奪うことになってしまった自責の念
〇自分は何もできなくて仲間に助けられた情け無さ
〇オツベルを改心させることができなかった無力感
〇自分の気持ちがオツベルに伝わらなかったさびしさ
〇群に戻ってもアイデンティティーを肯定されないだろうという哀しさ
〇群の中でリーダーとしてやっていけるのだろうかという不安感(<貴種流離譚>説より)
〇自分は助けられたけれど、同じように酷使されていると思われる百姓たちに救いはあるのだろうかという思い
〇文明(人間社会)と自然(野生・・・)との共生の難しさへのやるせなさ
など
幼い子たちが今、「ぼくもそう思うよ。」というところにするのか、後で「こういうことだったんだね。」というのがいいのか。多分、いくつもの感情の混じったものだろうから、融合させたものにするのか・・・リーダーのカナとテューターは悩んでいます。「先輩の応援が期待できない時は、私が成長するとき」(カナ)その通りです。
そんなカナといっしょに来年も愉快な活動をくりひろげましょうね!
今年もご協力ありがとうございました。
2017年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。
<年の瀬のうれしいニュース!>
OGナナがプチ復帰。聴覚支援と来春のつどいの司会をすることに。彼女からのメッセージは次号で。